ナカのイチの、ミシンの煙

“ナカのイチ”がヨーロッパ旅行を機に立ち上げたブログ。旅行初心者の方にとって分かりやすい資料になればな~という軽い気持ちのスタートです。お目汚しですがご寵愛ください。他に建物、漫画、映画、怪談(?)など

2017-08

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コロニアグエル教会堂~感動体験記~

バルセロナ二泊目
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バルセロナにもう一泊しようかと悩んだが、初心貫徹であすバルセロナを予定通り出ることにする。 決意が鈍らないようにするために先に列車の座席予約をしに行く。一時間以上待って予約完了。しかしスペインといいイタリアといい特急列車に乗るのにユーレイルパスをもっているにも関わらず金がかかる。イタリアはそれでも一律15ユーロ(約¥2000)でESに乗れるのにスペインは結構金取られる。マドリッドに移動するのに23ユーロ(約¥3000)。水戸黄門の印籠じゃないのかユーレイルパスよ!?ためしに窓口の職員が英語で喋れたので聞いてみる  
      僕「もし僕がユーレイルパス持ってなくてこれにのったらいくらするの?」
      職員「う~ん・・・。65ユーロ(約¥9300)以上。」
       僕「オーケー。分かりました。」
      一応ご利益はある。しかしスイスではただで一等乗り放題だったのに・・・。
      本日は念願の「コロニアグエル教会」に行くわけだが、いよいよ初の地下鉄である。回数券を買って乗り込む。思うに過剰に治安を気にしない方が良いのかも。ちゃんと常識的な範囲で警戒心を怠らずに、かつ無闇に治安の悪そうな場所にさえ近寄らなければ問題ないのかも。スイスで会った日本人はパリのメトロでスリに遭遇したらしいが、まだそのようなことは僕自身一度もない。過剰に警戒はしないが常に最低限の緊張感は持ち合わせて旅行を満喫しよう。
      地下鉄から近郊私鉄に乗り換え人に聞いて聞いて自分の乗るべきホームを見見つける。乗ってからも不安で人に聞いたら、女性が優しく後二つ目の駅がそれだからと教えてくれた。つくづく思う。私の様な旅行者は人様の親切のおかげで旅を続けることができるのだと。
      さて目的地の駅「コロニアグエル」についたがなんと無人駅である。バルセロナ市内とは打って変わり、観光客皆無。周りには目ぼしいものは何も無い。不安になりながらもガイドブックの指示通り(地図なし!!)に歩を進めていくと道路に人の足跡型のマーキングが続いている。もしやと思いそれをたどっていくとコロニアグエル教会のインフォメーションが見えてきた。インフォメーションでチケットを購入しまたそこからしばらく歩き、林の中に入り、少し進めば・・・あった。「コロニアグエル教会堂」。ガウディーの最高傑作と呼声高い建築物であるがそんなものは関係ない。はなから僕にとって「カサミラ」「サグラダファミリア」「グエル公園」「コロニアグエル教会堂」のみ見ようとバルセロナに来たのだから。
      前日、感動しすぎて疲れたので今日は少し冷静だが、またここもロンシャンに負けず劣らずのロケーションである。ロンシャンは小高い丘というか山の頂上にひっそりと居を構えていたのに対し、こちらは林の中に静かに立ちすくんでいる。ロンシャン同様、あたりは静寂につつまれて鳥の鳴き声しか聞こえない。教会の入り口手前まで来て、外人さんがチケットを持っているかと聞いてきた。職員さんかなと思ってチケット見せたら、半分まで「ビリッ!ビリッ!ビリッ!」破り始めた!なんや~!?と思ったら「冗談だよ!あっはっは!」といって返してきた。こちらも「しょうがねえな~。」って感じで苦笑である。一杯食わされたわけなのだ。本当の職員さん登場。どうやらこの外人は先程見学が終わって今から帰るところなのだ。外人さんがふざけてちょっとだけチケットやぶっちゃったよと職員に説明している。そんなこともありながら内部へ。
      はぁ~・・・。凄い・・・。素朴であるが構造体が自由に露出しながら、またその構造体、力の流れ一つ一つが芸術的である。全て理に適った構造体。かつその自然な力の流れの具現の美しいこと。一種の機能美である。天井の構造体はなにやら動物の背骨にも見えるし。中に備えてある椅子もガウディーの設計なので写真にとってから、しばらく腰を掛けて空間の静寂を堪能。しばらくすると白人の50~60代くらいであろう髭を生やしたバックッパッカーが二人入ってきた。見学者かと思えば、一人がおもむろに歌い始めた!最初この教会内で音がどれくらい響くのか自分の美声で試してやろうと思っている無礼な人かと思ったのだが、すぐにその歌が聖歌であることに気付く。
(帰国してから判明したのだが、グレゴリオ聖歌というらしい。グレゴリオ聖歌は、現在残されているヨーロッパ音楽の中で、再現することが可能な最古 の音楽だといわれているそうです。古くは9世紀から譜面が残っているが、典礼聖歌としては今日では余り歌われなくなり、ローマの教会では一部典礼でも歌われるそうな。特徴は単旋律、無伴奏で歌うこと。)
     よく聴けば、高音から低音まで幅広くカバーし、その声域は高低を自由に行きかいながら歌いつづける感じ。あと、このオッサンの歌がメチャメチャうまい!!思うに、この二人は噂に聞いていた「巡礼者」という方々であろう。しかしその歌唱力と声量のゆたかなこと・・・・。うますぎない!?自分も含めて3人しかいない静寂の教会内部でよもや聖歌のコンサートが聞けるとは。慌てて、初めての試みであったが録音してしまいました。途中からの録音であったのが悔やまれるが雰囲気は閉じ込めることが出来たと思う。凄い感動体験でした。建物の他の見所といった訳ではないが、いたるところにジョゼッペマリアジュジョールの仕業と思われるモザイクデザインがある。あるものは両生類の形をしていたり、魚の形をしていたり・・・。ひとしきり幸運と感動を味わった後、またバルセロナ市内へと向かう。ただ、教会で唯一残念でならなかったことは、屋上に上がる階段が防水工事補修により蓋をされていたことである。これは正直残念。あの頃の姿は古い書籍でしか見ることが出来ないのかも・・・。さてバルセロナ市内に戻り、次の目的地は「グエル公園」である。
      グエル公園に向かう途中、下車駅を勘違いして本来の最寄駅から離れたところで降りてしまった。小さい山の一区画にグエル公園があるのだが、勘違いしたせいで丸々その山を頂上まで登り切ってから降りてグエル公園に向かうルートを選択しまったことになる。途中で山道に迷い、出会う人に道を聞きながら頂上まで登り、再び人に道を聞きながら山を下っていく。
      ようやく目的地に到着。無駄にハイキングも楽しんだ後なのでしばし休憩。ガウディーの造形美も去ることながら私にとってここの見所はガウディーとその助手のジェゼッペマリアジュジョールの見事なコラボレーションである。ガウディー本人には色彩の才能はその類まれなる造形センスほどには無く、もっぱらガウディー作品においての虹のような色彩感覚は弟子のジュジョールによるものである。先日感動していたカサミラの天井漆喰もこのジュジョール作という話である。いたるところにジュジョールのモザイクタイル作品が見受けられる。おそらくガウディーと同じくしてこれも唯一無二の才能なのであろう。まず日本人からは自然と顕れることの色彩の色使いであろう。なぜなら湿った日本よりスペインの乾いた空気と照りつける太陽がもっとも似合うから。一件色の洪水であるが、ちゃんと部分部分においてそのテーマカラーでパートが分けられている。ここのモザイクの使い方だけは僕は真似でも出来ない。ここまでこの多彩な色彩をまとめきれる自信が皆無だからだ。またサグラダファミリア、コロニアグエル教会と見た後でのグエル公園は楽しい。前者の二つの建物が精神の神聖性を突き詰めていく建物であることに反し、グエル公園は遊びに満ち溢れており、その対比がまた面白い。例えばグエル公園の外周を取り囲む外壁には『グエル』『パーク』というアルファベットがモザイクタイルで作られているのだがなんとも楽しげではないか。まさに公園である。またその公園を楽しい空間にしようとして作っているガウディー、ジュジョールの技が見て取れる。ここからはとりあえず地下鉄に乗って、サグラダファミリア、カサミラ、の夜景を写真に収めるべく移動する。
      イカ墨のパエリアを晩飯として食べた。うまい!!イカ墨って独特のコクがあり、好き嫌いも人によってはあるのであろうが、僕にとっては好きな味である。今のところスペインにきて食事に対して味も値段も外れなしというのがまたうれしい事実じゃないですか。バルセロナはまた宿のおかげもあると思うが居心地よく、しばらく生活していきたいくらいである。実際ガウディー以外にも見所は山ほどあるのでそれらも周ってみたい気持もある。料理を食べてからサグラダファミリアとカサミラの夜景を写真にしっかりと納め、地下鉄に乗って宿に戻る。さあ、明日は早朝に宿を出発してマドリッド経由で古都トレド(世界遺産)を見に行こう!
      番外編1
         実はこの日の晩はサッカーに興味の無かった僕にとってもサッカーに関するアル出来事がありました。スペインリーグでバルセロナが優勝したからです。写真も撮り終わり宿で明日の支度をしているとなにやら外が騒がしい。「大きい都市になると日本みたいに暴走族みたいなのもいるねんな~。」のんきに音を聞いていたら一向に道路から音が止む気配なし・・・。しかもどの車もある一定のリズムでクラクションを鳴らしているようだ。最初「三三七拍子」かと思っていたがなんか違う・・・。窓を開けて下の大通りを見ると、おぉー!!みんな箱乗りして旗振っているいるじゃないか!!でも暴走族にしては赤信号はちゃんと止まっているし?でも箱乗りしてるし!バイクもスクーターも旗振りながら走っている。よくみたら普通の乗用車やタクシーの鳴らしているクラクションも箱乗り車と同じリズムではないか??もしやと思いテレビにダッシュ!!チャンネルをせわしなく変えているとサッカーのニュース。・・・・やっぱり!バルセロナがスペインリーグで優勝してるし!!道理でこのやかましさ!!大阪道頓堀付近での阪神優勝のお祭りにも劣らないというか、こっちの方が凄いんちゃうんか!?という感じ。こりゃ~近くのランブラス通りのバルセロナ広場はえらいことなってんで~。・・・見に行こ!!って感じでバルセロナ広場に23:00頃に行けば人、人、人。発煙筒焚いているわ、仮装してるわ、ダッチワイフを抱えたオッサンまでおり、お祭り騒ぎ!写真をとりながら徐々に熱狂の中心部に近づいていくが、気が付けば周りは地元のサポーター一色。ちょっとマズイかな~っと思っていたら、いきなりみんながチームの応援歌をうたいながら飛び跳ね始めた!!歌ってなくて飛び跳ねてないの僕だけ!?「まずい!!殺られるッッ!!」と思い、いっしょになって歌って飛び跳ねてる僕がいました。ああ・・・俺よ・・・。(その後の旅行でも再びサッカーにまつわる恐怖の事態に巻き込まれるとは露知らず・・・。)
番外編2
         宿の客で髭もじゃのオッサンが一人きました。歳でいえば40代か?当初その人を見ながらライターの人かな?でもその歳になってそんな姿で旅したくないな~っと思っていたら、実はその後の旅で最終地パリで判明することになるのだが、日本の有名な漫画家さんで、来年自身の漫画が映画化されるらしい。サッカー狂で今回の試合にあわせてきていたとのこと。この事実を知るのは半月後である。
また優勝の熱狂サポーターを見学して宿に戻ると新たな日本人青年がリビングに加わっている。どこからきたのか聞いたら、トレドに住んでいるとのこと?詳しく聞いたら神戸外大からの交換留学生で、スペインには半年住む予定らしい。しかも僕の次の目的地がトレドなのでトレドの情報を色々聞くことが出来た。久しぶりに関西弁をこころおきなくつかって会話した気がする。
         また昨日は大変お世話になり、無理に一緒に食事に行ってもらった感のあったN氏ともこの日の晩にお互い自己紹介したのだが、まさか・・・・・・。
番外編3
         今まで旅してきて平均的に一番女性の美しかったヨーロッパの国。・・・それはスペインである。ただしスペインの女性は年をいった人は例外なくみな太っている。オリーブオイルをふんだんに使用した料理を食っているわけだから、歳いって体を動かさなくなれば太るのは自明の理なのだが。あとレストランに入っておもったが、こっちの人はみんなとにかく食う。飲む。見ているだけでお腹が膨れそうなくらい食べる!食べる!昨夜のレストランでも巨大なおじいちゃんとおばあちゃんがメチャメチャ食っていた。そりゃ~太るわな~。
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