ナカのイチの、ミシンの煙

“ナカのイチ”がヨーロッパ旅行を機に立ち上げたブログ。旅行初心者の方にとって分かりやすい資料になればな~という軽い気持ちのスタートです。お目汚しですがご寵愛ください。他に建物、漫画、映画、怪談(?)など

2017-08

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続・続ホテル地獄が!?あと、ヴェルサイユ宮殿

パリ三泊目
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 昨日の早朝は僕的に一杯一杯であった為、せっかくの三ツ星ホテルの朝食も取らずに宿を出てしまったのだが、本来なら旅の記念に三ツ星ホテルで朝食を取るべきなのである。ここのホテル気に入っていたのに・・・と思いながら最後まで満喫するために朝食をとり、チェックアウトの為、フロントに行く(ここの朝食はかなり美味かった。最後まで満足である)。レセプションの女性からは
          「今はサッカーの試合の影響でパリ市内でホテルを予約無しで確保することは不可能ですよ。明日は何時の飛行機に乗るの?」
         僕「12:45の飛行機に乗って日本に帰ります。」
        女性「そうであるなら空港に泊まるべきです!絶対ホテルは見つからないよ今。昨日友達きていたわよね?友達は今日もパリに泊まっているの?」
   僕「ええ。彼はパリに今日も滞在しています。」
  女性「じゃあ彼に今電話をして、彼の部屋に泊めてもらいなさい。彼のところに泊まるか、空港にとまるか、空港近くのホテルにとまるか。今は時期が悪い。パリ市内のホテルは全て埋っていますよ!友達に電話しますか?」
   僕「どれも今は考えてません。しばらく僕の荷物を預かっててもらっていいですか?12時までには戻ると思います。自分の足で探します。」
  女性「それはいいけど・・・。友達に電話しなさいって!」
   僕「ありがとうございます。じゃあ12時までには戻ってきますので。」
     という感じでホテルを出る。・・・正直、話をする内に気分がドンドンめげてきた・・・。聞けば聞くほどホンマに見つかりそうにない・・・。昨夜の決意も吹っ飛びそうである。しかし、彼にしても一人旅を満喫しており、そこに自分が迷惑をかけるわけには行かないので、再度、気合を自分に入れなおし、意地でも見つけてやろうと思った。ただ、女性の「友達のところに止めてもらいなさい・・・。」という言葉は頭の中にはリフレインしている・・・。一件目、駄目。二件目、「パリ市内は半径○○kmホテルは満室だよ。」わかっとる!!・・駄目。三件目、駄目。僕としては「12時まではまだまだ時間はある!!」「昨日でパリ市内は周り倒したから最悪、観光の時間がなくなったら、残りはお土産買う時間にしたる!!」という不退転の気持ちである。4件目、駄目。一応それでも四ツ星ホテルだけはお金の都合で避けてました。5件目のホテルでそこのフロントのマダムになきついた。
   僕「一泊したいんですけど・・・。でも予約はしてないです!明日の朝に僕はパリを出て日本に帰る予定です。ヨーロッパには一ヶ月前に入って、それからスイス、イタリア、スペイン、フランスときて今日のパリが最後のヨーロッパ滞在なんです。まさかサッカーの試合と重なっているなんて本当に知りませんでした。駄目でしょうか?」
 マダム「わかった!ちょっとまってて!!!」
     こちらの悲痛な叫びが通じたのか、マダムが猛烈に電話をし始めた。正直うそを言っているつもりは毛頭無いけど、少し演技くさく演出しました僕。作戦なんですが、親切そうなマダムだったので、ここまで事情を説明してお願いすれば、仮にここのホテルに泊まれなくても、ホテル同士の相互ネットワークでどこか近くに宿を探してくれるのではないかという目論見です。下手に自分で探したり、よそ者である旅行代理店経由より、これの方が、業界身内同士のよしみで見つかる可能性が高いと踏んだからです。昨日泊まった宿の女性は早々に「空港か、友達か?」と選択肢を出してきたのでこの作戦は使えませんでした(最も、何件か当たってくれた後なのであろうが・・・。)。実際この作戦がドンピシャで、マダムは自分のホテルの空き部屋状況の隙間を何度も何度も確認しては、電話をかけ、確認しては電話をかけの繰り返しで、な~んと一部屋確保!!
  マダム「あった!・・・あったよ!!一晩泊まれるから!!でもちょっと高い部屋で160ユーロなの・・・。でも、これ奇跡だから!!今は今夜のサッカーのチャンピオンシップの影響で絶対にパリ市内でホテルなんて確保できないんだから!!!本当よ!?」
    僕「ありがとう!!それでお願いします!これが幸運であったことは僕もわかります。僕もサッカーの試合なんて本当にしらなかったんですよ!」
     マダムの様子を見ていると本当に部屋を確保できたことが奇跡のようだ。だって汗流しながら興奮してしゃべっているもん。・・・見事に作戦が的中した。こちらもある意味背水の陣をしいているのだから、そら、作戦も練るよ。しかもその作戦も人の優しさを当てにするという少々卑怯なものであるが、こちらも必死である。
     宿を確保したところで、早速昨日泊まったホテルに向かい、預けたバッグを受け取りに行く。昨夜のホテルに行く途中、一番最初に止まったホテルのお姉さんとそこのホテルの前でバッタリ出会う。どうやら彼女もその後の僕が心配になったようで、昨日泊まったホテルに電話をしたそうだ。ところが二泊の予定が一泊に変わったと聞かされ、心配していたとのこと。次の宿泊先は今決めた「○○ホテル」であることを伝えお礼を言って分かれた。皆さん、心配かけてスマヌ・・・。
     宿に戻り、誇らしげにホテルが見つかった旨を伝え、バッグをもってまたホテル移動である。今度は5分ほど歩いた距離なのだが、実はこの三日間は毎日違う三ツ星ホテルに泊まり、しかも常にルーブルまで歩いて10分程度の距離というパリのど真ん中に泊まっていたという、結果かなり贅沢な生活になってしまったのである。思い返せば毎日市内で異なる三ツ星に泊まれるというのも貴重な体験である。予算的に文句があまり無いのは、それもこれも日々の節約できる日はとことん節約していた結果の証である。もっとも部屋を確保するまでは常にゲドゲドの精神状態なのだが・・・。
     早速チェックインをすまし、シャワーを浴びた後にN氏に心配をかけた侘びと、ホテル確保済の件をメールで送る。返信がありお互い無事を確かめる。まだ午前中である。ようやく腰を据えて眼鏡の修理と観光ができる。
     オペラガルニエ劇場に行き内部見学。ホールの中はコンサートがあり、ホール内部の見学が出来なかったのは残念である。その後、眼鏡屋さんに行き、昨夜の壊れた眼鏡の応急処置をしてもらいいよいよヴェルサイユ宮殿へと移動することにした。
     ヴェルサイユ宮殿へはRERに乗り、その路線の終点駅「ヴェルサイユ」で下車。パリ市内から約30分である。駅を降りて徒歩で10分程歩くと宮殿が見えてくる。漫画のファンがきていれば僕よりはるかに感激したのかもしれない。宮殿内部は太陽王ルイ14世がこの世で最も豪華な宮殿を創ろうと思い作った程の豪華な仕上がりであるらしいが、正直、豪華さにはあまり興味が無くなって来たのと、観光時間も、眼鏡修理とガルニエ見学でおしてきたこともあり、この際、その自慢の庭園を集中して見学することにする。ルイ14世にとってここの800ヘクタール庭園は自慢の庭であったらしく、施工中も毎日歩き回っては、気に入らない箇所をその場で直すよう指示していた程であるとのこと。その自慢の庭園について、当時の庭園の地図にはルイ14世本人が書き込んだ、お客さんを庭園に案内する際の周遊ルートまであるそうだ。ガイドブックにはその「王様お勧め庭見学コース」があるので、今回は故人の遺志に沿い散策する。約3時間の散歩であったが、結論からいえば「上から全体を眺めた方が美しい。」である。フランス様式の庭園というのはその計算された幾何学が特徴である。特にヴェルサイユ庭においては、ヒューマンレベルでの視界は正直ほとんどが、密集された木と垣根である。ただそこかしこと広場があり、休憩できるスペースは多々ある。歩き疲れては休憩したり、カフェに入ったりである(カフェも一件だけある)。また、この世界遺産を手入れしている現役の職人さん達も園内をカートで移動したり、ふと脇を見れば数人でメンテナンスを行なっていることから、常に手入れをされているのであろう。しかし、やはり庭園の美しさを一番実感できるのは宮殿正面から眺めた庭全体の眺望であろう。ひとまず、これにて、パリの観光は終了、である。
     列車にのり再びパリ市内へ。昨日と同じレストランへ行き、前菜に「モッツァレラチーズとトマトのサラダ」メインディッシュに「脂肪漬けの鴨肉ロースト」デザートに「白ナチュラルチーズ(プレーン)」を頂く。モッツァレラ・・はイタリア滞在時に亜流しかありつけなかったのでそのリベンジ。メインディッシュも少々単調な味ながらも濃厚な鴨肉の風味を味わえ大変美味しい。デザートはちょっと失敗。冒険せずにいかにも甘そうなやつにすべきだったか?メトロに乗って、向かった最後、パリの思い出ラストはルーブルの夜景をばっちり押さえることだ。完全に日が暮れるまで広場でボーっとした後に十分その美しい夜景を堪能し写真に収める。これにてパリ観光、また僕の旅は本当に終了である。宿に戻り帰国に向けての準備をし、床につく。
     もっと旅行したい!とかもっと早くに帰国したかった!とか、そのどちらの気持ちも無い。不思議と心は静かである。この一カ月で4カ国という旅行は自分にとってベストな選択であったと思う。例えば周遊する国をもっと増やしていれば一カ月では足りないと感じるし、まあ国を減らす分に関しては、スキーであるとかレジャー的な楽しみや、生活するといった感覚を味わえる程に滞在したかった街もいくつかあるので、それはそれで可能だと思う。しかし、なかなか長期の旅行に出る機会も今後はそう無いはずだから、やはり今の自分にとっては「一ヶ月に4カ国」という旅行は、これ以上無いくらい自分の背丈にあった等身大の旅であったと心から思う。
今日、街中で、ipodを聞いていた時に、アジアンカンフージェネレーションの『君の街まで』が流れてきた。その時・・・、初めて・・・、また・・・、一番強く・・・、旅の終わり・・・、を・・・、意識した。
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インドアであったりアウトドアであったりといった感じですが基本はインドア派なのでしょう。無駄に街を散歩するのは好きです。
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