ナカのイチの、ミシンの煙

“ナカのイチ”がヨーロッパ旅行を機に立ち上げたブログ。旅行初心者の方にとって分かりやすい資料になればな~という軽い気持ちのスタートです。お目汚しですがご寵愛ください。他に建物、漫画、映画、怪談(?)など

2017-10

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後日レビュー“走ることについて 語るときに 僕の語ること”

少し期間が空いてしまいましたが、久しぶりに時間が取れましたので(汗) 前回の記事に続きレビュー致します。

20071110202442.jpg


走ることについて 語るときに 僕の語ること 著:村上春樹

※というのもコレを書かないと先の記事にも進みにくくて・・・

さて、この本書

まさに題名の通り。



“走ることについて”村上春樹氏が語っておられます!


まぁ、“そのまま”といえばそのままなのですけれど、事実そのままであるから仕方がない。

が、確かにファンとして氏の“走ること”ということについての哲学を知ることは興味深く、また一人の人間が“走る”という行為に何を考え、何を原動力にして走ることを選択するのか・・・

ということを項をめくりながら読み進めていくことは、語り手個人の人間性の一部がよくよく見えてきます。

さらに付け加えるなら、あまり表に出たがらない氏が良くこの本を書き下ろされたことだなぁとも思いました。



しかし、走ることを題材にしたエッセイである本書ですが、氏の語り口は絶えず“一歩”引いたところからの視線で、緩やかに、まどろこしく、醒めた目で、みているところは氏ならでは。

なにせ冒頭文は

真の紳士は、別れた女と、払った税金の話はしないという金言がある-というのは真っ赤な嘘だ。僕がさっき適当に作った。すみません。」

から全てがスタートですw

内容はといえば、まぁ、何度もこの記事中にでてますが“走ること”について、その行為と向き合う氏の姿勢について。

そして、その話しは

走ることをはじめた動機・時期・・・から・・・今現在の“走ること”についての状況まで時系列にひたすら書かれております。




特に個人的に興味があったのは、“いつから走りはじめたのか?”ということについて。

答えは “喫茶店の経営を辞め、専業作家になってから”。




ソコラ辺の詳しい内容を知りたい方は是非本書を手にとって読んで見てください♪





さて本書はマラソンエッセイと名を借りた(※そんなつもりは氏も毛頭ないと思いますが・・・)、一人の人間の人生感であるとか、人生哲学。

おそらくマラソンを趣味にしている人って、皆そのような自分なりの人生哲学を投影しているのだなぁ・・・と思います。

そもそも、走ること、マラソンをすること、というのは常に自分と向き合うことだということが良く伝わります。

ぶっちゃけ、コレ、別にこの手の本であるなら氏が書いたものとしてわざわざ読む必要は無い気はします。

それほどに、一人の人間の素朴で純粋な“走ること”についてのエッセイ。

でも良質のエッセイ。



読んだ僕個人の感想としては、村上春樹氏が小説を生み出す人生のリズムとしてマラソンが存在している。と思いました。


筆者がこれまた、本書の冒頭の最後に述べていますが

ここには「哲学」とまではいかないにせよ、ある種の経験則のようなものがいくらか含まれていると思う。」

とあります。

思うに、確かに御本人の哲学が本書に詰まっていると思います。ただ、自分から「哲学」といった言葉は使いたくないのでしょう。しかし、哲学であるにせよ、無いにせよ、揺ぎ無い真実は自身が経験しているからこそかける事実なのです。


ファンの方で村上春樹をもっと知りたいと思う人・・・オススメです♪

これからマラソンなんて初めてみたいな・もしくは興味あるかた・・・オススメです♪

いつもの春樹節を期待するかた・・・先ずは立ち読みで!

そんなこんなで最近ミシュラン本など買って影響されたついでで・・・


☆一つ!!もちろん“良いという意味で!”ですよ♪
※先日発売されたミシュラン本同様、“わかってないなぁ~”と思われそうですけどw



余談ですけど

本書を読みながら、ふと思い出したのが、故・中島らも氏の“今夜すべてのバーで”。
あの本は故人の“飲酒”に対しての哲学でした。

最も違いとしては春樹氏の本書はエッセイであり、らも氏の上記の書は“飲酒”についての哲学をニヒリズムを交えて作品へと昇華させたものですが。

同じ、一つの行為に対しての哲学ということについてはジャンルは違えど“似ている”かもと思いました。 ま、余談中の余談ということで♪
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コメント

イチさんの

村上春樹に対する思いというか
(イチさんって私みたいに作家を呼び捨てになさらさないですよね)
この本への共感というか、いろいろなことを
感じさせてくれるレビューですね^^

村上春樹といえば小説まんまで「泳ぐ人」のイメージでしたが、
真摯に走る人だったんですね。
たしかにマラソンって、スポーツというよりも
求道の行為でもあるような。。。
専業作家も物事を突き詰めて考えるということでは
かなり求道的な職業だし。
なんだか色々と考えさせられそうな本ですね。



ほんまのほんまで!

有難う御座います!
こんな不定期ブログにレスつけていただいて・・・。

最近、年末まで忙しくて忙しくて・・・。

作家さんにを呼び捨てにしないのは好きな作家さんへの敬意の表れみたいなもんです^^
※言われてみて“そうかも”と気づきましたw

春樹氏は“走る人”だったみたいですね。
でも、最近はトライアスロンに嵌まりつつもあるようですので“泳ぐ人”も正解のようです♪

鈴木光司のヨット趣味なんてのは、自分自身良くわからないんですけれど、“なんだかなぁ・・・”というところなんですけどw
※あっ呼び捨てにw

今回の本書は確かに色々と思うこともあり、思わず“走ること”に挑戦したくなりました。

その時にはここのブログに

“走ることについて 語るときに 僕の語ること”という題で記事を載せ様かとも思います♪^^


最近文章を書いていなかったので、久々記事を上げながら、あぁまた、文体がブレてしまうかも・・・と思いながらでしたけど、結果、自然な文体になってヤレヤレな感じです^^

本年も

大変お世話になりました♪
2008年もどうぞよろしくお願いいたしま~す
簡単ではございますが、年末のご挨拶に伺いました^^

ありがとう御座います!!!!

いえいえ、もうこちらこそ大変お世話になってます。
いえ、本当にお世話になってます。。。

何せ、不定期で駄文をUPしているにも関わらず、いつもコメント残して頂いて(涙)

来年もなにとぞヨロシクお願い致しますm(__)m
※本当にありがとう御座います^^

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