ナカのイチの、ミシンの煙

“ナカのイチ”がヨーロッパ旅行を機に立ち上げたブログ。旅行初心者の方にとって分かりやすい資料になればな~という軽い気持ちのスタートです。お目汚しですがご寵愛ください。他に建物、漫画、映画、怪談(?)など

2017-10

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レビュー 『天使の囀り(著:貴志祐介)』

ういぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!!

えらいもん読んでしまった・・・・



kisi.jpg


『天使の囀り(著:貴志祐介)』


本当は書いている途中の別の記事があったんですけど・・・つってもシルバーウィーク中にいった『屋久島紀行文』というか『強行“文”』なわけなんですが、

それを後回しにしても、コレについて書かずにおれない気持ち。
※今先ほど読み終えたばかり。本当は書評なんて今回の記事みたいに読み終えて、少し余韻をあじわったっら直ぐに取り掛かったほうが良いんでしょうね。おかげで、今現在、書き逃した・・・・というか、先延ばしにした『1Q84(著:村上春樹)』も控えてたりするんです^^

感想を素直に書くと、やっぱり冒頭のように


うぇぇぇ。。。。。  ほんま、えらい本読んでもうたがなぁ。。。。


という感じになるのです。



物語を簡単に説明すると、

南米のとあるジャングルに旅行に行った一行が、現地で行なってしまった『とある事』をきっかけに次々と“奇妙な”自殺していくという事件が起こり、またその事件と同時期に、その旅行と全く関係のない人々も“奇妙な”自殺を起こすという事件が起こる。
自殺者に共通する「天使の囀りが聞こえる」という言葉を手がかりに、主人公である、女性の精神科医が事件を追っていく先に、たどり着いた真実は。。。。。



っていう感じなんですけど、一応ジャンルはホラーで良いのでしょうが、いわゆる想像しているホラーとはちと違うぞ。と。



正直、真相が見えてから『なんだぁ・・・。そうやったんか・・・・・。』という感じでちょっとテンションが下がった瞬間があったんですね。

しかしそれが、甘かった。そもそもこの著者の作品はそんな生易しいはずは無い!!!!ってのは過去に『黒い家』、『新世界より』を読んで理解していたはずなのである。

なんせ読んでいるうちにオカルトなのか、ウイルスなのか、はたまた超能力的なことなのかさっぱりわからない(そのテクニックは上手い!と巻末で瀬名秀明も評しているところなんですけど)。けど、ようやく真実が見えてきたら、ちょっとしつこいですが、少々テンションさがった。

ように思わせて、なぜか、それでも本が置けない状況というか、おそらく貴志氏に計算された読書スピード流からおりる事ができない展開になっており、そのまま読み進めていたら・・・・

うぅぅぅ・・・・。なんちゅう描写してくれてんねん・・・・・・。

という場面に出くわします。

で、

あぁもうあかん!!!もうコレで終わりやんな???これでエンドやんな????

とすがるように読みながらも、

まだ後ろボリュームあるし!!!!!


という事実に気がついて、憂鬱になりながら、なんとかハッピーエンドを期待を持たせるために一気に読まざるを得ない状況に追い込まれる。

といった僕の状況でした。

決して、万人には進められないなぁ・・・・。あかん人にはあかんだろうし。
でも作者がすごい。この人の作品はやっぱり読まないといけない!!!という気にさせられてしまうので、やっぱり人に勧めちゃいます(どないやねん!)

貴志祐介さんってやっぱり稀代のエンターティナーですよ。

もう職人!!しかも破壊力のある親方です^^




予断ですが、

最近はまっている作家は、たびたびブログで紹介している、伊坂幸太郎、と今回の貴志祐介。
(ほか、京極夏彦とかはちょっと今シリーズ物の出版ペースが空いているのでチョット保留です。春樹氏も読むけど、コレは昔から読んでいるので「最近」カテゴリーでは除外。)

前にもチョット書いたんですけど、
伊坂氏の作品のほうが読了感は良いし、健全だし、複線回収のカタルシスといったら最高だし、キャラたってるし、女の子にもお勧めできる本も多いし・・・・・という、もうたまらん!!といった感じなんだが、正直『天才』度は貴志氏のほうが上だと思う。といっても、小説の性質も違うので、比較するべき話でもないのは重々承知の上なんだけど、でも確実に破壊力はあるし、読んだ後に妙に落ち着かない気持ちになったりする後味はこの人すごいんだよね。
                     
くそ!!いい仕事してますよ貴志氏!!


自分の想像力が恨めしいと思える作品。コレを読んだみんなそう思うはず。


さて、屋久島♪屋久島♪



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コメント

伝わりますねぇ

コーフン具合が行間から溢れ出てますよv-392
『黒い家』の時はホラー界の新星現る!と思いましたが、
その後作風も変化 というか多様化しているみたいですね。

万人に薦められないなあ、と思いつつ
でも薦めちゃいます!! と書かずにいられないとは、
相当なインパクトがあったんですね^^

ここのところ万人ウケしそうな小説ばかり読んでいるせいもあって、
久しぶりにイチさんオススメのパンチの効いた小説を読みたくなりました!!

貴志祐介良い!!

コメント有難うございます“はてるま”様♪

ちょっと返信遅れてスミマセン!!

件の作品はともかくとして、貴志氏は最近はまってます!!なにせ、あの高いクオリティーを毎作品で保ち続けていることに脱帽です。

ついつい興奮をおさえれなかったんですねv-411

今は同作者の『青の炎』を読み進めているところです♪

この小説はは記事にも書きましたが、はてさんに進めるのは少し微妙かも知れません。はてサンなら途中で先が読めてしまう可能性大ですし。

でも『新世界より』はお勧めできますよ♪

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